これはフランスから一月に日本へ到着からPCR検査、検疫所が管理するホテルでの待機、検疫所から自宅待機終了までを書いた記事となります。入国後の検疫所での待機期間は出発される国で異なる為、厚生労働省のサイトから都度確認してください。

大まかな流れだけ知りたいのであればまとめだけを読むことをお勧めします。

フランスから日本へ帰国する為に72時間前に受けたPCR検査と陰性証明が必要

72時間と時間に少し余裕がありますが、PCR検査を受ける人が多く開店前から病院に並びます。

２時間程並びやっと中へ入り日本に帰る為にPCR検査と陰性証明が必要なのであらかじめ日本で必要な陰性証明をプリントアウトして日本に帰国するために必要な旨を説明し、コレに記入と病院のスタンプを下さいとお願いしたところ『めんどくさっ』はっきり言われましたが陰性の結果ができたらもう一度持ってきてと言ってくれました笑

夕方頃に陰性結果がメールできたので再度病院に陰性証明をもらいに

普通診察はもう終わっていたので並ばずに院内へはいれました

病院のスタッフは同じ人でしたが診察が終わってほっとしたのか同じ人とは思えないくらい明るい人になってました笑日本に興味があるようで色々と聞かれました笑

検査費用は大体5000円くらいだったと思います。

私が気になった点なんですが

医療機関・医師名、印影については、必ずしも各国で取得できない事情があることから、検疫官の判断により、有効な証明とみなすことがあります。

コレって証明としてどうなのかな？って思います。フォーマットは誰でも印刷できますし、自分で書いても貰えなかったって言えばなんとでもなってしまうというか真面目な人はちゃんと実施するとは思いますがそうでない人もいると思うんですよね

証明なのに証明書として？ですね

日本へ到着

日本に到着後飛行機から降りたら降りた順でグループ行動になります

密を控えるための措置でしょうがあまり意味がないと思います

グループ毎に席に案内され皆同じ場所に集まります。

そこで機内で渡された質問表と誓約書の記入を促されます

あらかじめ機内で記入していた人もグループで行動するので初めに降りた人が記入をしていないと同じく待たされるようになっていてなんとも無駄な時間を過ごします

質問表や誓約書などを一人一人配られるのですが

これからの大まかな流れなど説明は一切なくただ待機させられます。

お手洗いで席を立ちスタッフに案内してもらったのですがトイレに行く途中の他の通路にも違う国から帰国した人が大勢待機させられてました。

３０分程待機しやっと私たちグループの順番になりパスポートと誓約書、陰性証明などを見せPCR検査をおこないます。

その後は流れ作業で検疫所での待機後はどこで待機するかやどうやって公共交通機関を使わずどうやって帰るかやスマホに待機期間中に現在地を報告するアプリをダウンロードさせられます

スマホをもってない人はレンタルしてくださいと徹底しています

色々説明をされ陰性の結果を待つように検査が終わった人たちのルームでまた待機

ここまで大体一時間くらいだったと思いますがここからがもっと長い待機になります。

検査結果待ち

検査結果を待つために整理番号をもらい自分の番号の席で待つのですが、

ここからグループ関係なく検査が終わった人達は皆ここに収集され結果が出るまでただ待機することになります

ここでの待機の仕方は特に決まってないのか席を離れフラフラ歩き回る人や椅子の横で寝る人だった理スマホで音楽流す人がいたり結構自由でした。空港に到着してから食べ物もないですし売店もない、唯一あるのが最後の待機場所の自販機だけ

館内アナウンスで陰性の人が呼ばれるんですが聞き取りづらい

私たち以外に待機してる人達もあまり説明もなくただ待たされるだけなのでイライラしてる人も多々見かけました

ここに到着してから三時間ほど待ったところでやっと呼ばれ陰性の結果と検疫所のホテルへ案内される

空港からホテルへ行く時もまたグループで行動するので指定された席にいない人のおかげでまた待たされることに笑

日本ついてからここまで大体五時間ほど経っています

ラゲッジを取り空港をでてホテルまで

２０分程バスでの移動ホテルについてからもロビーにパイプ椅子が並べられておりそこでまた説明。。

もう勘弁してくれーって思いながら部屋毎に案内される

そこで部屋に行く前に弁当をもらって上がります

空港からホテルの部屋に着くまで６時間ほどかかりました

もう精神ともに尽き果ててたのを覚えていますw

フランスからの検疫所の待機は６日間

ホテルでの待機は入国日をカウントせず翌日から計算して６日間です

残りは自宅待機になるので４日間で全部で11日間が待機期間になります。

朝６時７時８時11時12時17時18時にかなりの頻度で館内アナウンスがあります笑

ご飯は弁当が提供されます、8時と12時と18時に部屋の前に置いてあります。

味はあんまり美味しいとは言い難いですね

量は人によっては足りないかもしれません。

この弁当がキンキンに冷えていてなんとも悪魔的だー！って感じなんですが部屋に備え付けの電子レンジもないので泣く泣く冷めた弁当を食べなくてはならないのです。

ですが検疫所での待機期間や食事に関する費用は一切かかりませんでした。

アメニティは無く湯沸かしポットしかないのでフロントに電話してインスタントコーヒーと水をもらいました。

３日目と6日目に検査をする

検疫所三日目と六日目にPCR検査を受けます

朝６時に検査キットを部屋の前に置かれていますので検査をおこないます

検査結果は午後に電話で伝えられます

最終日の検査結果が出たのは大体14時くらいでしたので一概には言えませんが参考程度にしてください。

ほとんどの方が空港に身内に迎えにきてもらうと思うのでなるべく待たせないようにしてあげましょう笑

体調管理と現在地報告

毎朝体温を測り送り検疫所の指定する位置情報確認アプリから頻繁に連絡が来る

MYSOSというアプリからAIを通じてビデオ通話で外出してないかの確認がランダムで掛かってきます

まさかの濃厚接触者通告

帰りの飛行機の中で前の席の人と後ろの席の人がやたら咳込んでいて嫌だな〜とか思っていたら

検疫所から電話がきて前後の人両方とも陽性だったようですw

結果的に全ての検査を陰性でパスしましたが

症状がある人が飛行機に乗れちゃうのと上記でも述べたように陰性証明は偽装しようと思えば簡単に出来てしまうのでもっと対策を練ってほしいと思います

検疫所からの自宅待機所へ

6日目の検査で陰性だった場合検疫所から退去できるのですがホテルから空港まで送迎されます。

大体14時ぐらいに部屋を退出して14時半くらいに空港についていました。

バスに詰んだ荷物を受けっとたらここで各自解散となります。

ここから自宅まで帰るのは感染対策として電車やバスなどの公共交通機関は一切使わないで自宅の待機所まで帰らないといけません

幸い私たちは、両親に迎えにきてもらいましたが、身内がいない場合は個人でハイアーを頼むか、他のホテルで残りの日数待機しなくてはならないのです

このルールもザルで使わないでとアナウンスしているだけなので、アプリで管理してるなんて表面ではしっかりやってるように見えますが、悪い人だったら交通機関使って帰る人もいそうな気がします。

自宅待機で残りの４日間

検疫所にいる間は弁当が支給されてましたが自宅で待機するので1ヶ月も家を開けてた身からすると食材がないのでフードデリバリーサービスを使うしかないんです。

中々の鬼畜っぷりですね。

毎日、厚生労働省からの派遣が見守りに来る

自宅に戻ってもMYSOSからの位置情報を知らせるメッセージとAIによるビデオ通話が私たちを監視します。

そして毎日、厚生労働省から派遣された自宅待機者が家にいるかの確認に来ます。

そんな人が来ることなどの説明は全くなかったので、初めはいきなり来て名前と生年月日を聞かれたので身構えました笑

10日の待機命令が終わる

最終日にMYSOSから電話がきて最終日ですが体調の変化はありませんか？などの最終チェックが行われ無事に待機機関を終了しました。

まとめ

海外から日本へ入国するのに事前にPCRまたは抗原検査が必要で検査結果と厚生労働省のHPからダウロードした陰性証明が必要になります。

日本到着までに質問表をスマホですましておき機内か到着後に誓約書に記入をします。

検査を終えて陰性になったら隔離所（ホテル）へ行き

入国した日を除いて10日間です現在は7日間に短縮されたようです。

６日間の検疫所の待機機関が終了したら自宅か自身で用意した待機場所で残りの日数を過ごします

この待機機関や滞在した国別で待機機関が変わるので直接厚生労働省のHPをよく確認してみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

この数日後コロナになってしまったので合わせて読んでいただけると嬉しく思います。

コロナ陽性になってしまった話